『人々を煽動する者』シリーズ最終話です。
読み物としては前回の『切り札は道化師(ジョーカー)』だけでいいかなぁと思いますし、実際に前にUPしたときはそこで終わりにしましたが、今回はある程度、この後も書いておきます。
バラバラとちらばっていく70人を確認した後に、非難させていたメンツの場所に戻り、緊張状態が去ったこと、臨時便が来ることを案内して安心して頂いた後に問題の人間のチェックを。
『シャッター蹴りおじさん』は姿を確認できず。
『私が、私が青年』をみると駅員から離れています。
あれ?そのかわりに前とは違う取り巻きが5,6人・・・・しかし、メンツが入れ替わりしてます。
しかし、ずいぶんカラーが違う気が・・・
「臨時便がきますね」と私がいうと「はい、そうですね!向こうについたら金取かえしてみせますよ〜!」
あぁ、なるほど。
道理で同じようなタイプの人間が集まってるとおもったら今度はそういう目的のためにやったのね。
まぁ、みたところせいぜい『私が、私が青年』ぐらい(悪い意味で)覇気があるヒトはいなそうだし、かといって他のメンツも軽く話してみてコミュニケーション能力や常識があるとは思えませんでした。
パニック時についた取り巻き7人は混乱しているとはいえ、ある程度コミュニケーション能力や常識がわかる人間で、『私が、私が青年』の短所を補うことができる「普通のヒトたち」でした。
たまたま混乱時になったために「私が、私が青年」と「普通のヒトたち」が手を結んだために脅威になったわけですが、「私が、私が青年」の新しい取り巻きは彼の欠点を補うほどでもなく、かといって彼の長所である覇気というか、勢いもなさそうなのでこれにてリスクがないと判断して監視をこのときをもって終了。
もう私の役目は終わり。
もっとも非難させたメンツには「皆様の安全を保障します」といったからには別の働きをはじめます。
やってきた臨時便の三車両のうち、混乱組みのほとんどがのった車両をさけて避難組みを集めて移動。
この後、雑談をしながらそれぞれの行き先を確認。
どうやら京都駅のホームにある休憩室で控えて数時間後の始発ですぐでかけるヒト、京都やその手前で降りる予定だったヒト、京都駅について考えるヒトと大きく三つにわれました。
1時手前か2時手前に京都駅につきました。
ホームについてからは(ちょっと恥ずかしいですが)大きな声をだして以下のような案内をしました。
「みなさま、お疲れ様です。私は○○○○と申します。臨時便で予期せぬ下車となりましたので宿泊先がきまっていない方は一泊2000円の宿をご案内できますのでこちらまできてください!」
実はちょっとマナー違反ですが、事態が事態なので電車のなかで電話をして行き着けの宿にどれぐらいの人数を収容できるか確認して了承をとっていました。
集まったのは5人ほど。彼らをタクシーにのせて宿まで案内。
改札口では「私が、私が青年」とその取り巻き立ちが駅員につめよってます。
どうせ金を返せとか話しているのでしょう。
そして例によって距離をおいて取り囲み、座り込んでみている人たちがまた何十人か。
結局、同じことの繰り返しか。
「私は、私が青年」は「せめて京都行きの臨時便をだしてくれ」といっていたはずなのにいざ、その願望がかなったらこうでたか、と再度、彼にあきれたまま、彼らの脇を通り抜けていきました。
宿につき、宿泊される方をおいてその場をすぐはなれました。
「あれ?貴方も泊まっていかないのですか?」
といわれましたが、なんというか・・・自分がやるべきことをやれずして彼らと同じ屋根で寝ることが許せず、逃げるように宿を跡に。
自分は臨時便に乗ったときからある考えがありました。
パニック組も結果として誘導し、非難させるとはいえ、人々を動かした私は「私が、私が青年」と同じ「人々を煽動する者」ではなかったのか、と。
そのことが頭から離れない限り、彼らとともに枕を並べてねることはできなかったのです。
結局、他の宿がみつからず、京都駅前の郵便局のATMコーナーで寝てたらやってきた警備員に怒鳴られて追い出されました。
もっとも地元の人間がやってきてこれ幸い、と宿泊施設が24時間営業の店はないか?ときいて漫画喫茶の場所を聞き出してそちらにむかい朝まで仮眠。それが3時か4時ぐらいだったでしょうか。
長い夜はこれで終わるのでした。
(終わり)
・・・・・・・・・・ってなわけで「人々を煽動する者」はこれにて終わり。
オリジナルと同じく3話か、ちょっと付け足すだけのつもりが10話も多い13話にもなりました。
なんだか色んな意味であとくされが悪いですねぇ(^^;
なるべく客観的に書こうとはしましたが、話が長くなるとどうも大げさになったり、説明しずらい場所に力をいれると私の考察や実力がものすごく深いものだと誤解されそうでUPしたあと複雑な気持ちになったものもいくつかありますが、同時に私の表現力ではそれ以外書きようがなかったかな、とも思ってます。
「人々を煽動する者」は終わりますが、これはもともとは「一眼二足三胆四力」シリーズの一部の案内としただけのもので、「一眼二足三胆四力」シリーズは終わったわけではありません。
もっともちょっと疲れたし、文章が大げさになってきたのでしばらくお休みすることにします。
頭をクールにさせたいので。
正月に少し書いた後は、気が向いたときにまたちょろちょろと書いていきますのでその際に、また読ンでいただければ幸いです。
それでは連載を見てくださった皆様、ありがとうございました!
武道・武術に関心がなくて普通の文章よみたかった皆さん、失礼いたしました!(笑











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